二浪大学生が綴る日常と英国留学- Amadeus Diary

二浪くらいしか特徴がない大学生の日常の雑記。そしてイギリス留学のこと。

バイトをすると学生生活に失敗する?

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こんにちは。

4月始まりましたね~。

僕は現役の子と比べて2年遅れて大学に入学しているので、同い年でストレートに入学している子はもう就職です。

 

やっぱり2年って大きいなぁ~と感じでいる今日このごろ。

 

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 さて、今日は学生生活を送るなかで僕が思った「時間とお金と学生バイト」についてです。

 

学生時代にアルバイトをしたことがある方はたくさんいると思います。そして、いま学生の方もアルバイトをしている方は多いでしょう。学費・交遊費・貯金など、さまざまな理由があると思います。僕の周りにもいろんな理由でいろんなアルバイトをしている人がいます。

 

 

でも、何の疑いもなくアルバイトをしている人が多いのかなと思います。

 

 

そこで、ちょっと待ったっていうお話。

 

 

僕も高校1年生のときに家庭の事情で働かざるをえないため、アルバイトを始めました。それからず~っと色んな種類のアルバイトをしてきました。思い出せるだけでも17種類。たくさんやってきました。

 

また別の機会に体験談などを書こうと思っていますが、アルバイトって本当に職種や職場によって得られるものが違います。とても良い経験になるものもあれば、ただ時間だけを使うバイト、いろいろありました。

 

 

そのうちに気付いたことがあります。

 

 

アルバイトって「学生時代・10代または20代前半の貴重な時間」を削ってでもするものなのか?ということ。

 

 

だいたいにして僕の経験からすると、学生がアルバイトをする理由は「遊ぶ金欲しさ」だと思います。もちろん、学費のためだという人もいるでしょうが、多くはそうではないでしょう。

 

 

街や学校で、学生のこんな会話をよく耳にします。 

 

 

学生1「今月、服に10万くらい使っちゃった。」 

学生2「マジで!10万も!?使いすぎじゃね?」

学生1 「いやー、全部バイトで稼いだからいいじゃん。俺の金だし。」

学生2「まーそうだなー。」

 

 

みたいな。

  

 

そこで「待った」なのですが、この学生はアルバイトで稼いだお金を自分のお金と思っています。

 

果たしてそうでしょうか?

 

 

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アルバイトでひと月に10万円を稼ぐことはなかなか大変。この学生はとても働き屋さんです。時給900円の換算でも週に約28時間は働かなくてはいけません。そのためには1日約8時間労働で週3.5日です。1日約6時間なら約週5日。

 

 

10万円=約111時間。

 

 

僕が言いたいのは「果たしてこの時間は誰が生み出しているのか?」ということ。

 

 

大学4年間は私立なのか国公立なのか、また学部によっても異なりますが、学費だけで約400万円はかかるでしょう。自宅外の人はその分、生活費もかかります。大半の学生にとって、このお金を支払っているのは言うまでもなくその学生の親、保護者です。

 

考え方を変えてみると、親が子供のために「学生生活という時間」を買ってあげているのです。

 

 

義務教育は中学校までですが、高校への進学率は9割以上もあるので一般的には最低でも高校までは行っとけという感じです。

 

 

しかし、大学はそうではありません。

 

 

大学への進学率は高校より大きく下がって5割といったところです。大学は高校と比べると学費が高額なため、誰でも行けるわけではありません。親が全額を払ってくれている人もいれば、奨学金を足して払っている人もいるでしょう。

 

 

多くの大学生にとって大学生活なんて所謂モラトリアムです。専門性の高いことをやるわけでもない。真剣に学問のために進学する人がどれほどいるでしょうか。

 

 

そのなかでのアルバイトです。

 

 

子供は当たり前のように高校に行って、大学に行く。という意識なので誰が自分のこの瞬間のためにお金を払ってくれているかを意識していません。

 

また、誰がこの瞬間のために借金をしているのかという感覚がありません。

 

 

さきほどの学生1の話に戻りますが、彼はひと月に約111時間の労働をしています。

 

 

果たしてこれだけの労働をしていながら充分な学生生活を送ることができるでしょうか。充分な学生生活とは学費に見合っただけの生活という意味です。

 

 

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 僕は何も学問だけが学生生活における重要な事だとは言いません。人間関係を作り、学生としてしか経験できないこともあるでしょう。 

 

 

しかし、アルバイトはその時間を奪います。

 

 

僕が言いたいのは「そのアルバイトで手に入れたお金は果たして、キミの学生生活と引き換えにするほど価値のあるものなのか?」

 

 

そして

 

 

「そのアルバイトで稼いだお金は決してキミのものじゃない。キミは親が高いお金を払って(またはキミが借金をして)手に入れた貴重な学生生活という時間を、時給900円という恐るべき低価で売っているんだよ。」ということ。

 

 

 

「バイトめんどくせぇ~」 とか言っている学生がよくいますが、「こいつは何を言ってるんだ?」と思いますね。

 めんどくさいならやめろ。お前のそのくだらん学生生活に親がいくら払っているのかを考えろ。

 

 

親も親で「自分のお金でしなさい」とか言いますけど、その子のバイト代は見方を変えればあなたのお金ですよ?と思うわけです。

 

 

まぁでも実際問題、子供に交遊費とかまで全部あげるのかというと、それはそれでどうなのかな~とも。なので適度なバイトなら経験にもなるしいいんではないかなと。

 

 

でも、何をするかはしっかりと選んだほうが良いとは思います。学生生活という貴重な時間を切り売りするに値するものを選ぶべきです。

 

 

 

時間 → お金 

 

 

というのではなく

 

 

時間 → お金+経験

 

というアルバイトを選ぶべきです。



まぁ結局、人がどう時間とお金を使おうがどうでもいいんですけどね。

 

学費をすべて自分で支払っている僕にはこういう学生がとても気になったので今日はブログに。

 

これからアルバイトを始める学生、またはすでにしているはよく考えてみてください。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

ご覧頂きありがとうございました。

 

 

 

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